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キャンペーン情報

多様な時代をともに生きる~高校向け英語本

多様な時代をともに生きる~
令和のティーンのための高校図書館向け英語本

本セットの特徴

※画像は取り扱い書籍の一部です
  • 現代的テーマで幅広く選書:
    図鑑や、コンパクトな教科ガイド本、また人気のヤングアダルト本、さらに話題のグラフィックノベルなどから幅広く選書。気候危機や難民問題、また、2022年から高校で必修化となり注目されるコーディングや金融教育など、若い世代が英語でもチャレンジしたくなる現代的で多彩なテーマをラインアップ。
      
  • わかりやすくシンプルなテキストがメイン:
    必要な情報を短いテキストで端的にまとめた最新ガイド本や図鑑は、STEAM教育やCLILだけでなく、おとなのリカレント教育にもおすすめ。
      
  • 豊富なイラストや画像:
    直観的に理解しやすいインフォグラフィックや、美しい3Dイラストなど、豊富なビジュアルデザインとリーダビリティ(可読性)に優れた書籍がメイン。イラストが英語の理解を手助け!
  • 一部オンライン限定セットにオンライン読み方ミニガイドをセット!
    一部のオンライン限定販売セットに、オンライン読み方ミニガイドをQRコードにて貼付し、最初の一歩をサポート! スマートフォンなどの端末からの読み取りでミニガイドページにアクセス。各種専門機関が提供する関連データへのリンク集やミニ単語学習セットなどで、より深い読書体験へ導きます。
    (※ミニ単語学習セットは一部のオンライン限定商品のみとなります。)

【 セット内容例 】

▼ 2021年高校図書館向けカタログ掲載セット(一部)

図解でわかる入門シリーズ 全5巻

名門アズボーン社による、大人でもためになると大好評の入門シリーズ。政治、お金、ビジネス、環境問題など、いま知っておきたい必須の知識とさまざまな課題について、子ども向けの平易な英語で解説。
ヤングアダルト英語本セット
映画化された人気のヤングアダルト作品 全5巻

10 代の若者を主人公としたヤングアダルト(YA)小説から、映画化された超人気作品をセレクト。翻訳本もロングセラーとなっている奇想天外な冒険物語や、近未来SF 傑作、さらにはBLM 運動の背景がわかる話題作など、原作にトライしたくなる作品セット。

▼ オンラインショップ限定商品(一部)

※学校・図書館さまには、カタログもしくはオンライン限定セット商品購入時に
A4サイズ特典POP1点をプレゼント

若い世代が生きる、変動のVUCA時代

未知のウィルスのパンデミックとともに幕開けした2020年代。
世界が劇的に変化したことが象徴しているように、現代は先行きの見えないVUCA時代(VはVolatility(変動性)UはUncertainty(不確実性)CはComplexity(複雑性)AはAmbiguity(曖昧性)の略)であると言われています。
多発する水害や大規模森林火災など、環境危機はだれもが取り組むべき喫緊の課題となりました。さらに人権に関わるさまざまな問題も鑑み、「誰も取り残さない」ことを目標に、国連サミットは『持続可能な開発目標』(SDGs)を制定。ここ数年、日本でも、企業や自治体、学校や個々人による、SDGsへの取り組みが積極化しています。いまだかつてないレベルで、個々人がみずから考え、行動していくことが求められる時代になってきました。
一方で、数々の新しい技術革新もまた、人間の世界をこれまでにない速度で変えていっています。AIやナノボット、ドローンなども確実に身近となり、ひとびとの意識や行動、生活にさまざまな変容をもたらしています。
複雑化し、驚異的なスピードで変化していく社会。
その変化を敏感に感じ取っている若い世代にとって、未来はどのように見えているでしょうか。
ひとりで気候危機に対して声を上げたグレタ・トゥーンベリ氏や、みずからの命の危険も顧みず女子教育の重要性を訴え続けているマララ氏は、多くの若いひとたちの共感を呼びました。世界の若い世代は新たな知識や知見を柔軟に吸収しながら、ともにつながりあうことをいとわず、強い危機感をもって未来と向き合っているように見えます。

日本語以外の情報ネットワークをもつことの意義

このような社会において、日本語以外のネットワークを持つことは、より広い情報リソースにアクセスし、困難な状況でも同じ志を持つひとびとと互いにエンパワーしあい、世界を広げていくための大きな手助けとなります。
また、言語が異なると、歴史や文化背景、その言語の特色によって、ものごとの切り口が変わることがあるのも面白いところです。違う言語で学ぶことで、想像力が広がり、異なる視点が拓かれることもしばしばあります。
英語人口は15億人、そしてインターネット上で使用されている言語の約60%は英語※1と言われています。英語を通じてさまざまな知識やひとびととつながっていくことは、困難な時代にあっても、思考を柔軟にし、視野を広げて新たな道を切り拓いていくための大きな力となるのではないでしょうか。

日本人にとって英語は鬼門?

一方で、英語となると敷居を高く感じることもしばしばです。
2021年11月、英語力のベンチマークとされている英語能力指数が発表されましたが、10年連続で下落してきた日本は112か国中78位とさらに大幅下落※2。調査開始から初めて下位グループに。最新のLINEリサーチ調査によると、今の高校生にとって苦手な教科・科目として「英語」が上位に。その一方、「役に立ちそう」と思う教科の一位も「英語」となっています※3。高校生自身も、英語を苦手と感じつつ、その必要性を実感しているのが現状と言えるのかもしれません。

※1 インターネットにおける言語の使用(wikipedia)
※2 EF EPI報告書の英語能力指数に基づく https://www.efjapan.co.jp/epi/downloads/
※3 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003310.000001594.html

楽しみながら英語を身近に!

絵本の家では、長年、英語の絵本や洋書を気軽に楽しんでもらいたいと選書や創意工夫を重ねてきました。さまざまな国からやってくる洋書絵本たちは、ちいさな文化使節でもあり、新しい世界を見せてくれるアーティストでもあり、そして遠い国からやってきた友だちのような存在です。
何度も読み返され、版を重ねることも多い絵本は、子どもたちの心をとらえる仕掛けがぎゅっと詰まっているおススメの英語教材でもあります。さらに原書で読むと、ライミングなど英語ならではのリズムを体感できると同時に、第二言語習得者が自然な英語を使うためのポイントとなるコロケーションなどにも親しめ、英語が自然と身近になっていきます。
絵本より上の年齢層である青少年向けの書籍はどうでしょうか。ティーン向け書籍は、テキストを敬遠しがちな読者のためにも創意工夫され、わかりやすい表現や理解を助ける豊富な画像、可読性(リーダビリティ)に優れたものが多く、語学学習者にもチャレンジしていただきたいものが多々あります。
※コロケーション:よく使われる単語同士の組み合わせ。

IT技術の進歩でオールドメディアと思われがちな「紙の本」は、実に多くの専門家の情熱と精査を経て、世に生み出されてきました。ネット上に情報があふれている現代社会では、より高い情報リテラシーが求められています。専門家の精査によって生み出されてきた書籍は知の見取り図として、先行きの見えない時代を生きていく上での確かなナビゲーターのひとつにもなります。
新しい世代のための英語本で、新たな時代を航行し、ともに生きるひとびとの多様な声や多様な世界に出会ってみませんか。